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相手を追いつめる「なぜ」人間関係を壊すNGな話し方 - ライブドアニュース

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最初は、お互い緊張や遠慮があったものの、だんだんと自然体になっていくのは、望ましい傾向です。しかし、何気ないやり取りの中にこそ、相手を怒らせてしまったり、不快にさせることがあることを知っていただきたいと思います。

「先に行ってくれれば、よかったのに」

1.「YOUメッセージ」を使っていませんか?

たとえば、誰かと待ち合わせをしていて、あなたが遅刻しました。相手に申し訳なく思ったあなたが相手に「先に行ってくれれば、よかったのに」と言ったとします。

日本語は、主語を省略する言語です。いちいち「私」や「あなた」を使いません。ですから、わかりづらい部分があるのですが、「先に行ってくれればよかったのに」の主語は「あなた」です。「あなた」を主語にする言い方を「YOUメッセージ」、私を主語にする言い方を「Iメッセージ」と呼びます。

YOUメッセージの場合、「あなたがこうしていてくれたら、私は困らなかったのに」、または「私は後ろめたい思いにならずに済んだのに」といった具合に、あなたのせいで、私はこんな気持ちを抱いてしまったと、相手を責めるような言い方になりかねないのです。

ですから言われたほうは、待っていたことを非難されているような気持ちになります。待たされた揚げ句、遅れてきた相手にさらにダメージを与えられるわけです。相手に対して不快感を抱いても仕方がないでしょう。

このように「あなた」を主語にすると、相手は責められている感じを強く持ちます。

「○○しなさい」という命令が、心情的に受け入れにくいのは、「あなたが○○しなさい」と言われることによって、追いつめられる気持ちになるからなのです。人は、「YOUメッセージ」で言われると、より自分を意識します。

「Iメッセージ」であれば受け止めやすい

たとえば、何かの係決めで「次の役員は、あなたがやってください」と言われるのと、「次の役員をあなたにやってもらいたいと思っています」と言われるのと、どちらが受け取りやすいでしょうか。前者はYOUメッセージで、後者はIメッセージです。

相手を追いつめる「なぜ」人間関係を壊すNGな話し方 - ライブドアニュース

もちろん語調などの言い方も影響しますが、おそらく後者のほうが、心情的に受け取りやすいかと思います。ですから、何かを依頼するときに「(あなたが)やっておいて」ではなく「(私は)お願いしたい」と伝えると、相手はそのメッセージを受け取りやすくなります。

YOUメッセージを多用していないか、振り返ってみましょう。

2.相手を追いつめる「なぜ」

「なぜ○○しないの?」

問題解決志向の方や、アドバイスをする傾向の強い方は、「なぜ」というフレーズをよく使います。実は「なぜ」は、「デンジャラスクエスチョン」と呼ばれ、最も注意しなければならないタイプの投げかけです。

会議などで原因を追及するときは、この「なぜ」は必要です。しかし、気持ちに関連する「なぜ」は相手を追いつめる危険な言葉です。気持ちは、「なぜ」と言葉では言い表せないことがあります。また、頭でわかっている(理性では理解している)が、どうにもならない(気持ちが動かない)こともたくさんあります。心理学では、不一致と言われる状態なのですが、多くの悩みや葛藤はこの不一致で起こります。

どうにもならないことを「なぜ」と問われても、追いつめられるだけなので、気持ちに言及する「なぜ」は慎重に使う必要があります。相手の意向や気持ちを知りたい心情はわかりますが、「なぜ」を使えば、なお一層、相手との心の距離は遠ざかってしまいます。

「せっかく」という言葉は恩着せがましい

3.恩着せがましい「せっかく」

「せっかく持ってきたのに」「せっかくやってあげたのに」といったフレーズは、親しくなってくるからこそ使ってしまいがちなものかと思います。親密さが増したり、やり取りが増えてくると、起きやすい場面です。

「せっかく」には、「私はあなたにこんなにしてあげているのに」という親切心の押し売りや、「私の気持ちを無下にしないで」という強迫とも取れます。相手にとっては、あなたが「せっかく」心を砕いたことでも、迷惑なこともあります。それを、無理矢理に押し付けるような言い方をすると「頼んでないし」という反発の気持ちが芽生えてしまい、それこそ、相手の役の立ちたい、喜んでもらいたいと思ったあなたの気持ちとは裏腹に嫌がられてしまうことさえあるのです。

「せっかく教えてあげたのに、(あなたは)なぜやらないの?」

これは、3要素が含まれる最悪パターンです。もう相手はあなたにうんざりしてしまうでしょう。

これらを一度、使っただけで関係性にひびが入ることはないと思いますが、こうしたフレーズを日々のやり取りの中で繰り返し使ってしまうと、相手が不快に思うことが増えていきます。

不快なやり取りをする相手とは、なるべく距離を置きたくなるのが人情ですので、そのうちに、そのほかのことも受け入れられなくなり、次第に、時には「急に」と感じるタイミングで(実際には小さなことが積み重なって)相手が離れてしまうことがあるのです。

関係性悪化を防いでいくため、3つのフレーズを多用することを避け、よりよい人間関係を育んでいかれることを願っています。

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