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僕たちが身代わりに…奈良時代、父の釈放を求めて天皇陛下に直訴した子供たち (2021年12月11日) - エキサイトニュース

「どうか見逃して下さい、家でお腹をすかせた子供たちが待っているんです……」ひと昔前のドラマなんかで、捕まったコソ泥がお涙頂戴(情状酌量)を狙って放つこのセリフ。確かに、困窮のあまり犯罪に手を染めてしまう者は、いつの時代も絶えないようです。
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「旦那、見逃して下せぇ、家には腹を空かせた子供たちが……(いないけど)」情に訴える泥棒(イメージ)今回は奈良時代、そんな親子のドラマを紹介。果たして彼らに、どんなお裁きが下ったのでしょうか。■父石勝、己らを養はむが為に司の柒を盗み……時は養老4年(720年)6月28日、大蔵省漆部司(ぬりべのつかさ)で令史(さかん)を職にあった従八位上の丈部路忌寸石勝(はせつかべのみちの いみきいわかつ)が、同僚の秦犬麻呂(はたの いぬまろ)と共に職場の漆を横領、転売することで糊口をしのいでいました。しかし天網恢恢とはよく言ったもので犯行はすぐに発覚、両名ともに流罪の判決が下ります。石勝には三人の息子がいましたが、このままでは誰も養ってくれず、飢え死にしてしまう……それならいっそと思ったのか、あるいは純粋に父親を助けたかったのか、長男の丈部路祖父麻呂(おおじまろ)は、弟の丈部路安頭麻呂(あずまろ)、丈部路乙麻呂(おとまろ)を連れて、天皇陛下に直訴したのでした。
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