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Yahoo!ニュース 「肥満脳」から「ダイエット脳」に変えるための「脳番地」とは? /脳内科医、医学博士・加藤俊徳

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「やせるためには『肥満脳』から『ダイエット脳』に変えることが必要だ」と話す加藤俊徳医師

Yahoo!ニュース 「肥満脳」から「ダイエット脳」に変えるための「脳番地」とは? /脳内科医、医学博士・加藤俊徳

やせられない、ダイエットが上手くいかないのは「あなたの意志が弱いからではない」「すべては『脳のせい』だ」と加藤俊徳先生は言う。「肥満脳」から「ダイエット脳」へ変えることこそが目指すカラダを手に入れる近道であると。【画像】「脳番地」の概念は、ぜんぶで8つでは、いかにして「肥満脳」から「ダイエット脳」に変えていくのか? そのためにはまずやるべきは「脳番地」を知ること。あなたが、ダイエットを成功させるために鍛えるべきは脳の何番地?■8つに分けられる脳番地──「肥満脳」の悪影響はよくわかりました(『ダイエットの失敗は、あなたの意志が弱いんじゃない!すべて「脳のせい」なんです!』参照)。では、「肥満脳」から「ダイエット脳」に変えるにはどのようにすればよいのでしょうか?加藤 その話をする前に知っておいてもらいたいことがあります。脳は人間が生きていくうえで、とても大切な器官です。そして驚くべきは、人間の臓器のほとんどは年齢を重ねるにつれて衰えていきますが、脳だけは死ぬまで成長し続けるのです。脳には1000億を超える神経細胞があります。そして同じような働きをする細胞たちは同じ場所に集まっています。たとえば問屋街では、このエリアは食器屋さん、その先のエリアには靴屋さんというふうに扱う商品ごとに店がまとまっていますよね。それと同じように考えてください。──はい。加藤 そこで私は、脳を一つの街に見立てて、それぞれの働きに番地をつけることにしました。それが「脳番地」という概念です。脳番地は、次のように8つに分かれます。■衰えている脳番地を探す加藤 まず「ダイエット脳」に必須の「脳のリズムを整える」役割は、1.思考系脳番地が担っています。そのため思考系脳番地がしっかりと働いていないと、やせることはなかなか難しいと思います。しかし、やせられない理由には複数の原因が絡み合ってもいます。ですから、1.思考系脳番地だけではなく、ほかの2.~8.の脳番地の働きも同時に高めていくことが不可欠です。──「脳のリズムが狂い正しい判断をできなくなる」のは、1.思考系脳番地の衰えだが、そこにつながる理由があるということですね。加藤 そうです。たとえば、正しい判断ができない原因になりがちなイライラの感情は、3.感情系脳番地が司っています。また、「口寂しいから口を動かしたくなる」のは2.運動系脳番地、「空腹ではないのに見たら食べたくなる」のは5.視覚系脳番地、「一度ダイエットに失敗し反省したのに、それをスッカリ忘れ同じ過ちを繰り返してしまう」のは4.記憶系脳番地の衰えです。さらに、そもそも「自分がどうやったらやせられるのか」を自己認識できていないのは、6.理解系脳番地が弱まっているからなんですね。このように、やせられない原因となっている自分の思考や行動を振り返り、それぞれの脳番地と照らし合わせることで課題を見出し鈍感な箇所を強化していきます。「肥満脳」の人も、すべての脳番地が鈍っているわけではありません。8つに脳番地のうち鈍化している箇所を一つでも克服し「ダイエット脳」に変えていきます。──自分の脳の何番地が鈍化しているかは、どのようにして探ればよいのでしょう?加藤 目安となるチャートを用意しました。どの項目が自分に当てはまるかトライしてみて下さい。2つ以上当てはまれば、その脳番地が衰えている可能性が高いでしょう。▶チャート1□いつまでもダラダラと食べ続けてしまう□外食で注文メニューを決めるのに時間がかかる□菓子パンやスイーツには特に目がない↓『思考系脳番地』が鈍化しているかも。▶チャート2□運動を始めても長続きしない□口寂しく、つい間食をしてしまうことが多い□テレワークなどが増え、太ってしまった↓『運動系脳番地』が衰えているかも。▶チャート3□ストレスで「やけ食い」をすることが多い□ほぼ毎日、晩酌をしている□仕事帰りにスーパーマーケットに寄るのが日課だ↓『感情系脳番地』が衰えているかも。▶チャート4□深夜にスナック菓子をよく食べる□甘いものを食べるのが至福のひとときだ□外食の際は「大盛りで!」が習慣になっている↓『記憶系脳番地』が衰えているかも。▶チャート5□買い物ではつい必要のないものまで買ってしまう□テレビCMや広告で見た商品はすぐに試してみたい□冷蔵庫や棚の中にたくさん食べ物があると安心する↓『視覚系脳番地』が衰えているかも。▶チャート6□いくつものダイエット法を試しては失敗している□暴飲暴食を後悔することがよくある□自分の体重の増減周期を把握していない↓『理解系脳番地』が衰えているかも。▶チャート7□人の話を聞いていないことがある□試食をすすめられると断れない□コミュニケーションが苦手な方だ↓『聴覚系脳番地』が衰えているかも。▶チャート8□長期的なダイエット計画が立てられない□ダイエットはいつも三日坊主で終わる□人の意見に流されがちだ↓『伝達系脳番地』が衰えているかも。(次回『食事制限、きつい運動なしで18キロ減!その理由は「ダイエット脳」になったから』に続く)文/近藤隆夫、監修/加藤俊徳 加藤俊徳かとうとしのり1961年生まれ、新潟県出身。脳内科医、医学博士。加藤プラチナクリニック院長。株式会社「脳の学校」代表。昭和大学客員教授。発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家であり、「脳番地トレーニング」の提唱者。14歳のときに「脳を鍛える方法」を求めて医学部への進学を決意。1991年、現在、世界700カ所以上の施設で使われる脳活動計測fNIRS(エフニルス)法を発見。1995年から2001年まで米ミネソタ大学放射線科でアルツハイマー病やMRI脳画像の研究に従事。ADHD注意欠陥多動性障害、コミュニケーション障害など発達障害と関係する「海馬回旋遅滞症」を発見。帰国後は、独自開発した加藤式MRI脳画像診断法を用いて、子どもから高齢者まで1万人以上を診断、治療を行う。『1万人以上の脳を見た名医が教える すごい左利き』(ダイヤモンド社)、『感情脳の鍛え方』(すばる舎)、『大人の発達障害』(白秋社)、『センスは脳で磨かれる』(クロスメディア・パブリッシング)、『成功脳とざんねん脳』(三笠書房)、『勝手に“やせ体質”に変わる! ダイエット脳』(学研プラス)など著書多数。

近藤隆夫

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最終更新:マイナビニュース

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