オミクロン対策の難しさ　子どもたちの感染防止対策～小学校でもジレンマ～（テレビ高知） - Yahoo!ニュース

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オミクロン対策の難しさ　子どもたちの感染防止対策～小学校でもジレンマ～（テレビ高知） - Yahoo!ニュース

テレビ高知

高知県の対応でも、文部科学省がまとめた「合唱やリコーダーの演奏などを控える」というオミクロン株への対策が盛り込まれました。教育現場からは、オミクロン株への対応に苦慮する声や子どもたちへの影響を心配する声が聞かれました。高知市の朝倉小学校です。取材した7日午前の時点では、オミクロン株への新たな対応についての通知は届いていませんでしたが、学校ではすでに授業での対策をとっていました。7日の音楽の授業では…児童たちが最初に行ったのは手拍子。学校では第6波の感染拡大をうけ、音楽の授業での合唱やリコーダー演奏などを行っていません。制約がある中での授業に頭を抱えている教諭もいると、松井校長は話します。「やりたいことができない、すごくジレンマを感じている教員がほとんどだと思う。感染予防ということを考えても致し方ないが、その中で子どもの学校教育活動が何とか行えないかなと。」（朝倉小学校　松井成一　校長）冬でも、授業は窓を開けたまま行われます。授業の終盤、打楽器の演奏になると、児童たちは生き生きとした表情になりました。授業の後は、児童たちの楽しみな給食の時間です。本来であれば賑やかな時間となりそうですが・・・児童たちは静かに給食の準備を進めます。食べ始めても、全員、一言も喋りません。飛沫感染を防ぐため、学校では長らく、黙って食べる「黙食」に取り組んでいます。教室には、食器の音だけが響いていました。長く続くコロナ禍。学校が心配しているのは、感染防止対策の授業だけでなく、子どもたち自身の心への影響です。「間違いなく子どもたちの精神面・ストレスはすごく大きいものがあると思う。早く終息して、通常の、子どもたちの笑い声とか、楽しそうな子どもたちの笑顔溢れる学校に早くなってほしいと願うばかり。」（朝倉小学校　松井成一　校長）