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スピルバーグ監督最新作「ウエスト・サイド・ストーリー」 スペイン語の字幕なしで大論争 (2021年12月7日) - エキサイトニュース

 全米で10日に公開されるスティーヴン・スピルバーグ監督による話題の米ミュージカル映画「ウエスト・サイド・ストーリー」が字幕をめぐり議論を呼んでいる。

 同作は大ヒットした1957年のブロードウェイミュージカル「ウエスト・サイド物語」の2度目の映画化。ニューヨークのウェストサイド・マンハッタンを舞台に、プエルトリコ系とポーランド系の2つの不良少年グループによる抗争と、その敵対するグループの男女が恋に落ちるロマンスを巨匠レナード・バーンスタインらの音楽と共に描く。

 米映画専門サイト「インディワイヤー」によると、映画にはプエルトリコ系「シャーク団」の少年たちがスペイン語で会話する場面が幾度かあるが、スピルバーグ監督は英語の字幕を入れないことを決断。スペイン語を理解できない観客は置き去りにされると反発する声が上がっている。

スピルバーグ監督最新作「ウエスト・サイド・ストーリー」 スペイン語の字幕なしで大論争 (2021年12月7日) - エキサイトニュース

 一方、製作側は俳優陣の演技力や表現力が卓越しているため、十分に内容は伝わると確信。スピルバーグ監督は先日、米娯楽サイト「IGN」のインタビューで、字幕を入れない決断は「シャーク団の少年たちには完全にラテン系の俳優陣を配役したいという強い意図があり、彼らに対する敬意を表したもの」と説明した。

 続けて「もしスペイン語に英語の字幕を付けると、英語がスペイン語を駆逐してしまう。この映画でそれはない。言語に敬意を表すために字幕は付けない」と持論を述べた。

 同作品は評論家から高評価を受けており、すでに米国映画批評会議による最優秀女優賞やデトロイト映画批評家協会による最優秀助演女優賞などを受賞。来年早々に始まるハリウッドの賞レースでも有力視されている。

 主演のトニー役はアンセル・エルゴート(27)、トニーと恋に落ちるマリア役には新人レイチェル・ゼグラー(20)が演じている。レイチェルはディズニー映画の実写版「スノーホワイト」で白雪姫役に抜擢されていている。

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